- 2023年9月、大統領の命令により官民共同ワーキンググループが設立され、私が担当者兼特別義務大臣として任命された。その後、日本の三井物産やユニコ・インターナショナルなどの代表者らと会談した。モンゴル東部地域の褐炭が最も性能が高く、若くて分解しやすいため、水素製造に向いた石炭であることが判明した。また、日本は2030年に300万トンの水素を使用すると推定されている。 昨年11月、U.Khurelsukh大統領が東京を訪問した際、日本の経済産業副大臣はモンゴルからの水素輸入に大きな関心を表明した。 なぜなら、日本はオーストラリア産水素を9,000キロの水路を越えて水素化して輸入しているからだ。もし、Choibalsan〜Khuut炭鉱〜Bichigt検問所間鉄道の問題を解決できれば、日本まで4000キロ輸送できるようになる。
- 日本側との予備的な実現可能性調査協定が進行中である。 近いうちに日本側からオファーが来るだろう。 その後、契約が締結されれば工事が進められる。 我々の方針は、実現可能性調査を開発し、モンゴル東部地域に石炭ガス化を実施するためのパイロットプラントを建設することだ。
- 世界にはさまざまなタイプの石炭ガス化炉がある。1基の炉だけで、189,000トンのジメチルエーテルが製造されると推定される。ウランバートルの大気汚染を軽減し、暖房需要を満たすためには、247,000トンのガスが必要であると推定されている。したがって、炉 1 台の容量で、パイロットプラントから生産されるガスでウランバートルのニーズを満たすことが可能だ。
- Dornod県のAduunchuluun炭鉱の褐炭から水素を生産し日本に輸出する場合には、鉄道の問題が議論されることになる。1435mmのゲージで建設すると、中国の鉄道網と直接接続される。ここから中国東部の錦州までは1000キロ以上ある。したがって、極めて重要な輸出品を考え、中国基準ゲージの鉄道を敷設すれば、日本に水素を供給することができ、オーストラリアとの競争力を高めることができるため、モンゴル政府に提案を行った。
情報源:gogo.mn