政府決議で環境汚染削減国家委員会のメンバーを更新し承認した。国家委員会は21人の構成で、6人の大臣、4人の副大臣、ウランバートル市長、4人のシニア顧問、6人の機関長から成り、委員長にB.Choijilsurenエネルギー大臣、副委員長にB.Bat-Erdene自然環境・観光大臣が就いた。
 B.Choijilsurenエネルギー大臣は「私は先週ロシアに行ってきた。モンゴルを通過するガスパイプの問題である程度の情報を得た。ロシアと中国はガスパイプの問題で協議を行っている。よく進めば、年内に契約をする可能性がある。もし今年両国が契約すれば、2024年内にガスパイプ建設作業が開始される。5800㎞のパイプ建設に最低で54か月つまり4年近く必要だ」と述べた。ロシアから中国へモンゴル国領土を通過し500億㎥天然ガス輸送力があるシベリアパワー2パイプ案件は長年話されているが、具体化しないで来た。しかしモスクワが軍事力でウクライナに侵略し、西側諸国の制裁を受けたことでロシアの天然ガス輸出にとって中国が主要な市場になり、同案件が強化されている。
情報源:Itoim.mn