“経済回路建設に商工会議所の協力とパートナーシップ”というテーマで、モンゴル・ロシア・中国の商工会議所の貿易・経済第16回フォーラムがウランバートル市で開催され、50以上の協力覚書が締結され終了した。
また、モンゴルと中国の国有及び民間企業3社が鉄道・インフラ分野で協力することで合意した。覚書には次のものが含まれる。
  • モンゴルからロシアと中国の市場への肉、肉製品、牛乳、乳製品の輸出、および領土内を通過する第三国への輸出における管理、検査、検疫要件を解決するための支援を提供する。
  • 3か国の貿易における関税障壁および非関税障壁と制限を削減し、貿易を円滑化および自由化する。
  • 商工会議所は大規模な開発プロジェクトへの共同投資を支援することに同意した。
  • 当事者は、事業運営にとって重要な仲裁決定を実施することを相互に受け入れて同意し、仲裁人のリストにある3か国の仲裁人をバランスよく交換する
  • 3か国の商工会議所によるビジネス委員会を設立すること
  • 3か国の共通情報分野の総合プラットフォームの確立
など協力覚書に掲載された。
さらにモンゴルの地理的位置に基づいて、国際中継輸送の発展、貨物輸送と観光を増加させるために国境検問所の能力を増加させ、出入り口の数を増やし、この問題について近隣諸国と合意し、検問所の営業時間の延長などの問題が提起された。
 共同会議には3か国のビジネスマン、大使館、代表者600人以上が出席した。モンゴル6社、中国4社、ロシア3社の企業が協力プロジェクトを発表し、ビジネス会議を開催した。モンゴル側がKhushgiin Khundii経済自由区域開発案件を紹介した。これはChingsi Khan国際空港を拠点に、3万1000hの土地のうち1000hに経済自由区域を建設する計画だ。

情報源:Montsame.mn