香港証券取引所とトロント証券取引所に二重上場しているSouthGobi Resourcesは、2023年第1四半期の未監査の財務および営業のレポートを発表した。報告期間中に、SouthGobi Resourcesは 2,790 万米ドルの純利益を上げた。前年同期、20万ドルの赤字で営業していたが、収益性は回復し28,100%増加した。今年の第1四半期に同社の売上は増加し、60万トンの石炭が販売され、これが純利益増加の主な原動力となったとSouthGobi Resourcesは報告書で強調した。更に、石炭販売価格が14%上昇し104.1ドル/トンになった。また、SouthGobi Resourcesは中国の石炭市場は当面は明るい見通しであると述べた。なぜなら、この国の主なエネルギー源は依然として石炭であると考えられているからだ。しかしながら、中国では自然環境の保護と安全生産の観点からの規制強化により、石炭の提供と輸入は規制されることが予測される。この意味で石炭価格は比較的に変動すると予測された。
情報源:Bloomberg