中国の税関総局は、ロシアとモンゴルからの記録的な購入とオーストラリアからの供給の大幅な増加により、3月の石炭輸入が急増したと報告した。3月の4,120万トンの石炭の輸入は、2020年1月の4,360万トンの記録に次いで 2番目だった。経済が再開し、主要な燃料の需要が高まる中、中国政府はエネルギー安全保障を優先している。全輸入の半分以上をインドネシアだけで占め、中国の最大の供給国であり続けている。 ロシアからの石炭輸入量は 880万トンに達し、昨年の2倍近くになり、8月に記録された過去最高の850万トンを上回った。
モンゴルから580万トンの石炭を輸入したが,オーストラリアからの輸入は220万トンに達した.北京は今年初めに禁止を解除し,中国の発電所と製鉄所が高品質のオーストラリアの石炭を購入し続けることが可能になった.
ゼロ関税手続きは輸入業者を助け、この手続きは12月まで延長された。モスクワがウクライナに侵攻して以来、ロシアは中国にとって重要な供給国となった。ロシア最大の一般炭鉱会社は先週、制裁による輸出損失を補うため、今年の中国への石炭輸出を3倍にする計画を発表した。同時に、パンデミックによる制限が解除されたことで、モンゴルの国境を越えて供給される商品の流れがより自由になっや。
2023年3月の石炭輸入を先月と去年3月に比べると下記のとおり。
  • インドネシア:2,200万トン(2023年2月に1,650万トン、去年3月に1,000万トン)
  • オーストラリア:220万トン(2023年2月に207千トン、去年3月に343千トン)
  • ロシア:880万トン(2023年2月に680万トン、去年3月に310万トン)
  • モンゴル:580万トン(2023年2月に460万トン、去年3月に100万トン)
 
情報源:Montsame.mn