オーストラリア証券取引所の上場企業であるElixir Energyが、2023年3月31日に終了した営業報告書を発表した。同社は、CBMのNomgon鉱区での探査が今年半ばまで続いた後、モンゴル政府と交渉し生産段階に移転する。この事業と共に毎年恒例のボーリング調査がまもなく開始される。CBMのオフテイク契約を締結する興味がモンゴルの他、中国にあると強調した。
 また、同社の水素生産案件に関して、Sinopec社が内モンゴル自治区で400kmの水素輸送パイプラインを開発しようとしている。そのパイプラインをGobi H2案件が実施されているモンゴルまで敷設できると考えられている。水素生産案件の枠組み以内で、Softbank Groupの子会社であるSB Energyと50/50の合弁会社を、今年以内に設立する方針である。SB Energyとの取引は急速に進んでいると発表した。

情報源:Bloomberg