中国の財務省は、4月1日から石炭の輸入税を復活させると発表した。石炭の種類によって、3~6%の輸入税が再び課される。昨年、中国はエネルギー危機を防ぎ、石炭供給を増やすために輸入税を「ゼロ」にした。中国は昨年1~11月の間に5,740万トンの原料炭を輸入した。これは前年同期比21.5%の増加だ。輸入税の比率に関しては、モンゴル、ロシア、カナダ、アメリカなどの国から輸入される原料炭に3%の税金が課せられる。
過去2~3年間、モンゴルの石炭輸出はCovid-19のために制限されていた。 しかし、今年はCovid-19の状況と市況の改善により、モンゴルからの供給が増加するという期待が高い。現在、860台/日を超える石炭トラックがGashuunsukhait-Gantsmod検問所を通過している。また、モンゴル政府は今年2月から石炭のオンライン取引を開始する予定だ。

情報源:Bloomberg