2022年1月20日時点で開銀は67の債務者の3兆2千億MNTに等しい額のローンパッケージの残金があったうちの、55.3%が不良債権だった。2022年12月31日の時点で1兆800億MNTが返済された内、16の債務者がローンを完済したと開発銀行が発表した。
 開銀は2013年に政府承認で期間10年間、年利1.5%で300億円のSamurai債を国際市場で取引した。同ボンドの元本を2023年12月25日支払うことになっている。Samurai債の元本300億円は現在の為替レートで総額7623億MNTであり、開発銀行のローン返済でボンドの元本を支払うことが可能になっている。Samurai債より前に今年10月23日にEuro債の5億ドル、現在の為替レートで1兆5千億MNTを支払うべきだ。
 B.Javkhlan財務大臣の最新の発表で、開銀のボンド返済対策計画を作成する作業部会を設立し、開発銀行に年末までに支払われるローン返済で5億MNTのEuro債から部分的に購入する作業を行うために作業していると発表した。現時点で開銀のローン返済からSamurai債の元本を支払う7600億MNT近くを引くことで、まだ4千億MNTが残っている。Euro債の元本1兆5千億MNTと計算すると開銀はまだ1兆MNTのローン返済をさせる必要がある。
 
情報源:Zindaa.mn