香港のAsia Timesにモンゴルで起きているデモからカラーレボリューションの兆候が観察でき、帝国の地政学の対決がこの出来事を刺激する恐れがあるという内容の記事を掲載した。モンゴルについてこの記事で「ロシア・ウクライナ戦争が長引き、西側諸国と行う我が隣国の関係が厳しくなったことでモンゴルの外交関係は非常に厳しい状態になった。モンゴルで起きているデモから、カラーレボリューションの兆候が観察されている。例えば、カザフスタン及びキルギスタンと同様に社会的デモがSNSで活発に行われている。中央広場で国民が石炭不正に対するデモを行っているが、ソーシャルメディアでは権力者間で権力のために争っていると言う内容が強く話されている。政府から行政の秘密だった9つの契約を公開し、捜査活動を始め今後オープンな状態を提供する約束をするなど、早急な対策を取ることができた。
地政学の角度から見ると、「一方でモンゴルは西側諸国の規制に入ったロシア及びアメリカ、ヨーロッパ諸国と対立することになった中国の利害が重なる諸国のひとつだ。また2024年にモンゴルの領土を通過するロシア・中国を結んだ年間500億立方メートルの天然ガスを通す稼働力のあるシベリアパワー2パイプライン建設案件が開始すると話されている。モンゴル・ロシア・中国を結んだ経済回路建設問題などはモンゴルの地政学的価値をより高めている。もう一方で、モンゴルは中国の一帯一路構想の参加者で、将来のロシアのエネルギー輸出の経由者として巨大な鉱床、レアメタルの埋蔵など大国の緊迫した対立の主な要素がある国だ。モンゴルは地政学的に大帝国の対立の現場になる恐れがあるとても厳しい状況にある」と強調した。

情報源:Itoim.mn