両首脳は、モンゴルと中国の包括的戦略的パートナーシップの成功した発展を協調し、当事者間の相互理解と政治的信頼を強化し、あらゆる分野で関係と協力を深めることに合意した。
U.Khurelsukh大統領は、中国と良好な隣国関係を築くことがモンゴルの外交政策の最優先事項であると述べ、国際情勢が複雑化し、世界的なパンデミックが続き、新たな課題に直面しているこの困難な時期モンゴルと中国は、協力をさらに強化することの重要性を強調した。
両首脳は、モンゴルと中国の関係と協力の現状を評価し、協力の将来の方向性を決定し、ハイレベルの相互訪問の頻度を維持し、二国間貿易額を今後の5年間200億ドルに増加させる、石炭の長期安定輸出の増加、貿易構造の多様化、石油協力の拡大、譲許的融資の組み内で共同で実施される開発プロジェクトの進展などの課題について詳細な意見交換を行った。
両国の国境港の活動の強化、Gashuunsukhait-Gantsmod方面鉄道の建設作業の強化、Khangi-Mandal検問所の鉄道接続、Zamiin Uud-二連検問所などインフラの改善に関連して、新しい技術と機械を使用して国境検問所の通過を増やす、法的環境を改善することについて話し合った。
中国側は、モンゴル側の地球温暖化と気候変動との闘いの分野で実施されている「10億本の木-国家プログラム」を全面的に支持することを表明し、将来的に共同プロジェクトを実施することに合意した。さらに、砂漠化、砂塵嵐との闘い、および土地劣化の軽減における協力を拡大することに合意した。
U.Khurelsukh大統領は、モンゴル、中国、ロシアの三者協力の発展を重視していることを強調し、「経済回廊プログラム」の実施を進めることについて意見を交換した。同プログラムの実際の実施が3カ国だけでなく、地域にとっても重要であることに合意した。また、国際関係における相互の関心事項について意見交換を行った。
情報源：News.mn
