11月15日、鉱物資源石油庁と Badrah Energy LLCにより、ウランと地下浸出採掘方法に関するトレーニングが共催された。鉱物資源石油庁のL.Bayarmandal長官は、「今日の研修は、過去3年間で2回目の行政機関の専門家向け研修となる。
この方法は米国のWyomingに位置するShirley Basinウラン鉱床でUTAH International/Pathfinder 社により、1963~1965年に初めて利用された。1996年から伝統的な方法で採掘しにくい低品位の堆積岩鉱床で、特に米国と中央アジアの国々で利用されてきた。
2015年4月15日の政府決議により、モンゴル鉱業重工業省は国際原子力機関が2001年に発行した地下ウラン酸浸出技術マニュアルに基づいて、「硫酸による地下ウラン採掘に関する技術規則」というマニュアルを発行した。 60年前の歴史を持つ同技術が、ウランに加えて銅、金、ニッケル、コバルトなどの他の鉱物の採掘に使用できる、安価で短期間で、管理の下に採掘方法として発展している」と指摘した。
モンゴルでは2022年10月の時点でDornod県、Dornogobi県、Dundgobi県、Sukhbaatar県で66327.54 ヘクタールの面積を持つ放射性鉱物の8つの採掘ライセンスと、6つの探鉱ライセンスがある。地質探査が行われ推定埋蔵量が確定された13箇所の鉱床で、192,241トンのメタルウランが登録された。モンゴルとフランスの合弁会社である Badrah Energy LLC はZuuvch Ovoo鉱床で、フランスのOrano GroupがDulaan Uul鉱床、および Mon-Atom公社(15%)とチェコのUraniium Industry(85%)による合弁会社がGurvan Saikhan鉱床、Kharaat鉱床、Khairkhan鉱床で事業を行っている。

情報源:Mongolianminingjournal