今年になってからMNTの対米ドルレートが17.76%弱くなっている。2020年中期以降、2850の水準で安定していたMNTのレートが、ロシアがウクライナに進行して以降、つまり2月中旬以降急落した。
 世界中でインフラが激しいと共に、アメリカ連邦準備銀行など大半の中央銀行が金融政策を引き締めている。供給網の機能不全、ヨーロッパがエネルギー不足に陥ったなどの理由で外貨、資金及び商品市場で不安定な状態が発生している。特にインフラを対象水準にまで安定化させるまで政策金利を増やし続けることをアメリカ連邦準備銀行が発表している。従って米ドルレートの上昇が今後も継続する傾向になった。
 モンゴルにとって、モンゴル中銀が政策金利を今年に入ってから4度増やしていて、現在12%である。世界各国の中央銀行の決定による悪影響を小さくする目的で、より早急に増やしたとモンゴル中銀は発表している。しかし外貨準備高は9月に28億$になり、前月より3.7%上昇している。2022年になってから途切れることなく下がっていた外貨準備高が月の結果で少し上昇しても、前年同月比35.9%下がっている。

情報源:Itoim.mn