モンゴル中銀が2022年下半期に石炭輸出が活発化すれば、2022年に経済は3.0%成長する。鉱業を除くその他の部門が2019年比5.2%上昇し、Covid-19パンデミック以前の水準に達した。石炭以外に、前年同期と比較し鉄鉱石の輸出量が-50.1%、原油の輸出量が73.8%減少した。石炭輸出は、Tavan Tolgoi炭田〜Gashuunsukhait検問所方面鉄道の開通により2022〜2025年に、1,000万トン/年、2023年に2,000万トン/年になる見込み。石炭輸出が通常の水準に達したら2023年にローン返済の中断、外貨提供によるショックが発生せず経済が4.0%成長すると見積もった。2022年の経済成長を世銀が2.5%、IMFが1.0%、アジア開銀が2.3%、EBRDが3.5%と予測した。

情報源:Bloomberg