Coal Mongoliaフォーラムが今年“復興を一緒に”というスローガンの下、行われている。Covid-19パンデミックにより2年の間キャンセルされていたこのフォーラムの10年目の会合が9月7、8日に開催されている。フォーラム初日に鉱山分野の主な代表らが来て発表、協議が行われた。協議の際に石炭分野が直面している困難をエキスパートらがどのように明確にしたかを要約して述べよう。
  • アメリカ商工会議所O.Adiya所長:モンゴルを対象にした外国投資が入ってこないのは事実だ。これは10年前に出された法律の決定による結果だ。2011~2012年に入ってきていた外国の大規模投資をモンゴル人が追い払った。追い払ったため、再び呼び込むのは困難だ。
  • Erdenes Mongol社財政投資局長D.Bayarbat:鉄道作業は現時点で92%だ。まもなく操業開始する。操業開始したらGashuunsukhait鉄道は年間3千万tの石炭を輸送する。また、道路でも輸送する。モンゴルの輸送者らは鉄道が操業開始したら道路輸送がなくなるのではないかと恐れている。どちらからも輸送するため、恐れる必要はない。しかし中国政府ができるだけコンテナ輸送をする要請を出している。Gashuunsukhait鉄道の稼働力は3千万トン、Zuunbayan-Tavantolgoiは5千万~7千万tを年間輸出することができる。
  • Metaグループ社長N.Tubendemberel:我々は現在選炭工場、鉱物資源利用料金、マクロレベルの政策のとても大きな問題を話している。しかし爆破物の不足になってしまった。専門鉱山家らは2つのことにより鉱山分野が完全停止するとしている。1つはディーゼル燃料供給がなくなれば完全停止する。もう一つは爆破物の供給が途絶えれば完全停止する。しかしモンゴルで爆破物は不足している。石炭供給の問題は重要だ。しかし供給するために備蓄を作り、輸出の準備をする。けれども爆破物がなくなれば備蓄を用意することができない。採掘ができない。
  • Mongolian National Mining Association社長G.Erdenetuya:年間46億tの石炭を使用している中国は、モンゴルと隣接している。しかし我々は年間3千万tだけを輸出している。総合的政策の改革を行い、国境検問所の稼働力を増加し、輸出入のバランスを保つことが重要だ。また、石炭分野に標準価格の問題がある。税金、鉱物資源利用料金に関する問題が鉱物資源分野の最大の試練であることに変わりはない。

情報源:Itoim.mn