モンゴルL.Oyun-Erdene首相が、ロシア連邦の第 7 回東方経済フォーラム参加中に、ロシア連邦V.V.Putin大統領 /2022年9月7日/ と会談した。V.V.Putin大統領が第 7 回東方経済フォーラムの招待を受け入れ参加したL.Oyun-Erdene首相に感謝した。ロシアはモンゴルと協力しウランバートル鉄道合弁連合、Erdenet Mining Corporationなど大規模な開発案件を成功裏に実施してきた、今後も大規模な案件に互恵協力したい関心を示した。例えば、「ロシア産天然ガスの中国へのモンゴル領土輸送パイプライン開発案件」をV.V.Putin大統領が強調し、エネルギー案件への協力機会を強調した。また、両国が燃料提供問題において合意したことを指摘した。
 L.Oyun-Erdene首相は第 7 回東方経済フォーラムの演壇から、「新規復興政策」に含まれる地域的に重要な検問所、エネルギー、産業開発の大規模な案件とプログラムを紹介し、投資家に積極的な参加を呼びかけた。
モンゴル政府は、西部縦断鉄道線と東部縦断鉄道線の開発を目指している。東部縦断鉄道線は短期間で利益をもたらすため、最初に敷設すべきであるという彼の見解を表明した。
 モンゴルは燃料のほとんどをロシアから輸入している。Rosneftyとの交渉の結果、1,285 ドルに達していた レギュラーガソリンの国境渡し価格を 830 ドルに引き下げ、2022 年末まで価格を安定させることになっていた。会議中、当局者は再び会談を行い、レギュラーガソリンを 2027 年まで安定した価格で購入し、ディーゼルを 10% 割引で購入することに合意した。
 首相は、モンゴルは一人当たりの国土面積で世界一に並んでいるため、地域規模のエネルギー案件を実施する十分な可能性があることを強調し、Eg川水力発電所およびその他の発電所の拡張と近代化に関する会合が行われていると紹介した。交渉の結果、長年停滞していたEg川水力発電所の問題を​​国連とともに解決することになり、専門チームを派遣しSelenge川、Baikal湖の水資源への影響に対するアセスメントを実施することになった。ロシア側がEg川水力発電所、CHP-3の拡張案件への支援を表明した。
双方は「ロシア産天然ガスの中国へのモンゴル領土輸送パイプライン開発案件」を2029年に稼動させるために協力することを協議した。

情報源:内閣広報室