ウランバートルの飲料水を節約する上で重要な役割を果たす排水リサイクルプラントの着工式が行われ、L.Khurelsukh大統領、B.Battsetseg外務大臣、N.Tavinbekhエネルギー大臣、B.Munkhbaatar建築都市開発大臣、Daniel Kritenbrink米国国務次官補(東アジア太平洋担当)、Michael S.Klecheski在モンゴルアメリカ大使が参加した。
この排水リサイクルプラントは、アメリカのミレニアム チャレンジ コーポレーションから 3 億 5,000 万$、モンゴル政府から 1 億 1,100 万$、合計 4 億 6,200 万$の資金提供を受けて、コンパクト協定の枠組みの中で実施される 2 番目に大きなプロジェクトだ。 排水リサイクルプラントは、2025 年の第 2 四半期に稼働する予定。新しい中央処理プラントからTuul川に供給される処理水から、1 日あたり 50,000 立方メートルの水を取り、リサイクルして、 CHPP-3 および CHPP-4(現在、この2つのCHPPは地下水を利用している)へ提供する。年間1800万立方メートル及びウランバートルの住宅街に住んでいる10万世帯の水消費利用の50%分相当の水を節約できる。また、ウランバートルの上水提供率が80%アップする。
 このプロジェクトの意義と重要性について、3 億 5000 万ドルを投資しているアメリカミレニアム チャレンジ コーポレーションのコンパクト コントラクト オペレーション担当副社長代理である Cameron Alford 氏へインタビューの概要は下記のとおり。
  • 排水リサイクルプラントは世界最新技術を導入する。モンゴルで初めての排水リサイクルプラントとなり水資源を節約できる環境が整備される。
  • モンゴル人はおそらく私よりもよく知っている。ウランバートルの住民は水資源の不足に直面している。水資源を節約するために、水のリサイクルプラントが建設されている。このプラントが稼働すれば、きれいな水が長く使われる。人々は長い間きれいな水を手に入れることができ、水不足に悩まされることはなくなる。このプロジェクトの実施は、気候変動にいくらか貢献する。
情報源:Itoim.mn