L.Oyu-Erdene首相がEg水力発電所建設案件の現場を視察した。2013年に315MWの水力発電所のFSが作成され、中国から提供される10億$の譲許的融資により建設が開始したが、ロシアがユネスコ世界遺産委員会に苦情を申し立てたため、作業は停止した。
L.Oyun–Erdene首相は、過去の調査ではこのプロジェクトがロシアのセレンゲ川とバイカル湖の水資源体制に悪影響を及ぼさないと結論付けられている。また、我が国は国際入札を発表し、フランスの会社に生物学的影響研究を委託し調査を行った。これらの調査結果が来年のユネスコ世界遺産委員会に提出され、決定が下されれば、Eg川水力発電所プロジェクトの継続が可能になる。フランスの会社による生物学的影響研究が85%程度進んでいる。2022年10月に完成する。ロシアS .V.Lavrov外相との会談で、ロシア政府がEg水力発電所建設案件の実施を
賛同している立場を表明した。我が政府はこの案件を促進させるために、
全面的に努力すると述べた。
N.Tavinbekhエネルギー大臣は、Eg水力発電所の建設により、6 億 600 万 kWh の電力が生産され、中央地域統合グリッドの増加している需要に対応し、電力システムに必要なモード調整を行う。年間5,000万米$以上の輸入電力に対する国内需要を満たし、年間 420 万米$に相当する税収を生み出すため、経済的に重要だと述べた。

情報源:内閣広報室