モンゴルU .Khurelsukh大統領の招待により、国連Antonio Guterres事務総長が今年の8月8日〜11日にかけてモンゴルを公式訪問している。同訪問の一環として、L.Oyun–Erdene首相が国連Antonio Guterres事務総長と会談した。
L.Oyun–Erdene首相は、国連のCOVAXプログラムによりAstraZeneca, Pfizerのワクチンを受け取り、全国民にワクチン接種できた結果、わが国はアジア太平洋地域で最初に、通常の生活に移行することできた国の一つとなった指摘した。北京オリンピックで事務総長と会った時、わが国初の重要な水力発電プロジェクトであるEg川水力発電所について話し合った。
このプロジェクトの建設は、2016 年に中国から 10 億ドルの譲許的融資を受けて開始されたが、ロシアがユネスコ世界遺産委員会に苦情を申し立てたため、作業は停止した。過去の調査では、このプロジェクトがロシアのセレンゲ川とバイカル湖の水資源体制に悪影響を及ぼさないと結論付けられている。また、我が国は国際入札を発表し、フランスの会社に生物学的影響研究を委託し調査を行った。これらの調査結果が来年のユネスコ世界遺産委員会に提出され、決定が下されれば、Eg川水力発電所プロジェクトの継続が可能になる。モンゴルのエネルギー安全保障を確保する上で重要な役割を果たすこのプロジェクトの問題を解決するための積極的な支援を求めた。また、「Covid-19」、国際危機、大国間の列強の紛争、政策対立などにより発展途上国の経済が危機に直面しているため、10月に開催予定のG20会合で国際金融機関の柔軟な政策と割引がどのようなものになり得るかについて取り上げるように指摘した。
国連Antonio Guterres事務総長は、L.Oyun–Erdene首相の友好的な歓迎に感謝し、発展途上国は他国のエネルギーに依存してはいけない。そのため、第 46 回ユネスコ世界遺産会議で調査結果が検討され、国連はこの点に関する政策的支持を表明した。また、モンゴル政府が汚職指数を減らすために公共サービスをデジタル化し、電子政府を進歩させていることを称賛した。
情報源:Eagle.mn