LiShanpu運輸大臣は会談で、「2014年に両国は“総合的パートナーシップ関係発展の共同声明”を出したことにより、すべての分野で、特に道路輸送分野を重視している。中国の“一路一帯”プログラムとモンゴルの“開発の道”プログラムの政策は完全に一致している」と述べた。また、2011年にモンゴル・中国の間で締結された交通輸送の協定が、現在の状況と合わなくなっているため、両国の専門家による作業部会を結成し、この協定を早急に改正する必要があると述べた。
J.Bat-Erdene道路運輸開発大臣は「中国の道路輸送事業は計画・企画・遂行などの面から学ぶものが多い。この分野で遅れないように協力し、いくつかの分野では支援を受けることを望んでいる。協力事業として省から求められている事業を早急に実行する。LiShanpu運輸大臣は、次の問題を早急に解決するために協力するよう、会談の際に述べた。
・天津―ウラーンウデ間の道路を改善する、高速道路を建設する
・両国間の鉄道を改善し、拡大し、稼働力を増加させる
・東・西・北方面のトランジット輸送の方面を拡大させる
・Nariinsuhait,Shiveehuren方面の鉄道問題
・Tavantolgoi-Gashuunsuhait方面の道路問題を強調した
“Tavantolgoi-Gashuunsuhait”方面の道路輸送は、モンゴル国の経済に大きく影響する。そのためこの問題を早急に解決する必要がある。初期段階で、接続点を増やすことを重要視してほしい。また、Zuunbayanから Hangimandalまでの鉄道敷設が必要だとみている。もしこの方面に鉄道接続ができれば、内モンゴルにあるBugatの金属工場に供給しているモンゴルの鉄鉱石輸送距離が現在より400キロメートル短縮して輸送することができ、ZaminUud-Ereenboomtの負担を減らすことができる」と会談の際に述べた。
空輸面ではウランバートル・北京間のフライト回数を増加させ、離着陸の時間を設けることを重視してほしいと希望した。また、ウランバートル・ウラーンウデ間の運行を行っている“HunuuAir”のフライト方面を拡大させ、ウランバートル・ウラーンウデ・満州里方面のフライトを希望した。これは3か国の経済回路構想において行われる空輸分野の共同事業及び観光分野に大きな進歩をもたらすとみていると、J.Bat-Erdene道路運輸開発大臣は述べた。
情報元:Ikon.mn