国会予算通常委員会は、モンゴルとアジア開発銀行の間での一般融資プログラム案(融資計画2022-2023)を協議するかどうかについて話し合った。
B.Javkhlan財務大臣は、協定草案を紹介した。大臣はプレゼンテーションの中で、モンゴル政府とアジア開発銀行が2021~2024年に協力戦略に合意し、2022~2023年に最大6億5500万米$をモンゴルに割り当てた。 2022~2023年の間に通常融資基金と譲許的普通貸付基金からの総融資額は6億5500万ドルを超えることに合意した。
譲許的普通貸付の金利は2%、期間は25年、完本返済の猶予期間は最初の5年間。通常融資の平均期間は最長20年で、ロンドン銀行間金利+0.5%である。一般融資協定の締結により、アジア開発銀行から割り当てられた融資を必ずとも受ける義務を負わない。国会が協定草案を承認すれば、協定草案の枠組みの中で実施される案件、プログラムを政府レベル融資協定を締結する形で協力する予定と述べた。
G.Temuulen議員、Ts.Anandbazar議員、J.Batjargal議員、Ts.Sandag-Ochir議員、Ts.Davaasuren議員が質問をし、コメントした。たとえば、G.Temuulen議員はプロジェクトのプレゼンテーションで、実施される案件とプログラムの数、達成される結果は明確ではないことを強調し明確化することを求めた。
J.Batjargal議員はアジア開発銀行から融資される6億5500万$の譲許的普通貸付の権利のみが開かれていることを強調し、長期の効果的で開発指向の案件やプログラムに焦点を当てるべきと述べた。Ts.Sandag-Ochir議員は、財政赤字を補うための借入を支持しない、石炭輸出を増やし、闇経済の暴露、課税基盤の拡大に特別な注意を払えば、財政赤字は借り入れなしで完済できると警告した。
協議した結果、63.6%の賛成率で、モンゴルとアジア開発銀行の間の一般融資プログラム案(融資計画2022-2023)を承認し国会へ提出することになった。
 
  1. Erdeneburen-Myangad-Ulaistai送電線敷設案件へ1億4000万$
  2. 地方道路開発案件へ1億5000万$
  3. 国境検問所の更新案件へ1億$
  4. 交通渋滞軽減案件へ5000万$

 情報源:Ikon.mn