L.Oyun-Erdene首相は、Tavan Tolgoi炭田で開発されているGashuunsukhait鉄道輸送ターミナルの開所式に出席し、TavanTolgoi炭田~Gashuunsukhait検問所方面鉄道開発案件を視察した。その時、首相が述べたスピーチの概要は以下のとおり。
  • Gashuunsukhait検問所はモンゴルの主要な輸出物である銅、原料炭輸出の約50%を占めている。今年2月、両国政府はGashuunsukhait-Gantsmod国境検問所鉄道交差点を決定した。Gashuunsukhait積み替えターミナルは7月に稼働を開始する。Gashuunsukhait積み替えターミナルをTavan Tolgoi Tumur Zam国営有限会社が開発している。同ターミナルはTavan Tolgoi炭田から鉄道で輸送されたきたコンテナ荷物を列車から列車に、列車からトラックに積み替えるように設計されている。24時間営業する倉庫、事務所、輸出手続きを行うワンストップサービス施設、税関管理と待機エリアを含む合計74ヘクタールの総合施設になる。同ターミナルは10年間で2億2460万$の収益を生み出し、国家予算に1,717万$の税金を支払い、8.7年間で投資を完全に回収し、5,880万$の純利益を生み出す。
  • TavanTolgoi炭田~Gashuunsukhait検問所方面鉄道、Zuunbayan~Khangi検問所方面鉄道が今年の秋季以内に輸送を開始する予定。その結果、輸出物が5000万t/年増加することが可能になる。
  • 両国の関係機関が長期に渡って交渉と感染管理体制の効果的な組織化の結果、5月25日のTavan Tolgoi炭田~Tsagaan Khadターミナルの輸送、5月31日からトラック輸送輸出が再開され、国境検問所の問題が解決される。
何ヶ月にもわたって減少していた輸出が増加し、鉱物資源のロイヤルティは通常水準に戻り、モンゴルの経済へ良い影響を与える。
 
情報源:Itoim.mn