B.Javkhlan財務大臣は「IMFから、モンゴルが開発銀行をこの方法で運営するより計算した方がよいとアドバイスした。今のバランスシートをみれば、そのようなアドバイスするしかない。我々は開発銀行を清算する、デフォルトになる、悪影響が政府へ移転しないために必要なすべての措置を講じる。開銀問題が引き起こされた1月20日以降から現時点までに2010億MNT[1]の債務が返済された。近々、QSC有限会社が600億MNTの債務を返済すると通知した。 IMFがそのようなアドバイスをしているとすれば、そのようなメッセージが国際株式市場で強くなっていることを意味する。そのため、年末までにバランスシートを改善し、不良債権を返済させ、銀行を軌道に戻す必要がある。我々はそれのために働いている。今後も頑張っていく。モンゴルは2023年10月23日と12月25日にサムライ債を支払う予定。政府保証付きの債務なので、開銀の不良債権者に至急に返済させなければならない」と述べた。
開銀N.Manduul頭取:現在、サムライ債の3/1相当の資金が中銀の口座に入っている。また、サムライ債の所有者との交渉を開始しており、今後、市場相場で買い戻す交渉を行っていく方針である。開銀の融資、国営会社の債務、Khutul Cement有限会社及びQSC有限会社の債務、民間会社の債務と3つにパッケージに分かれている。
融資協定のとおりローンを利用し案件が進んでいるが、パンデミックなどにより停止した一部民間企業にとって可能な限り柔軟に対応している。6月には半年レポートが発表される。それまでに、国営会社らの不良債権を議論させなければならないと述べた。
 
[1] 通常債務返済が620億MNT、注目債務の返済が670億MNT、不良債権のが38億MNTだった。また、合計7の借り手が330億MNTを完全に返済した。

情報源:Itoim.mn