Sxcoalがモンゴルから中国へ石炭を輸入するコストが60元/t低下する見込みと報じた。中国政府は、5月1日から2023年3月末まで全種類の石炭の輸入税を免除した。従って、モンゴルから中国への石炭提供が増加する傾向。双方が合意したとおり4月末から、Gashuunsukhait-Gantsmod検問所の通過量が300台/日を超えた。5月4日以降、平均340台/日になった。4月には、平均253台/日。年末以降、輸出量が安定的に増加している。モンゴルは2021年に1400万tの石炭を中国へ輸出し、中国の全輸入量の25.7%占めた。2022年第1四半期には、17.1%を占めた。今後、モンゴルでパンデミックの状況が悪化しない場合、石炭輸出量が増加する見込み。今年、Gashuunsukhait検問所の通過量が500~600台まで増える可能性もある。モンゴルからの提供が増加したが、中国では価格が低下している。パンデミックによる主要な産業地での需要と見通しの低下は、価格下落に影響を及ぼした。
 
情報源:Bloomberg