我が国はロシアから
- 食糧の27%
- 肥料の88%
- 燃料の90%
- 電力の20%
- 全輸入品の32%を輸入している。
国際交流研究者のD.Bayarkhuu博士:この事件は地政学的政策によるものであり、その結果として世界秩序が変化している。モンゴルはロシア・ウクライナ事件における中立的な政策と立場を明確にする必要がある。
エコノミスト・研究者のN .Enkhbayar:モンゴルの経済は、外的条件によって引き起こされるショックに対して脆弱である。これは我が国の経済構造が多様化しておらず、リスクを受けやすいことを示している。
経済構造を正しく定め、持続的な政策を実施しているベトナムの円滑な経済成長は一例だ。
ベトナムの経済は過去20年間で安定した5%の速度で成長した。彼らは経済を多様化することに成功したため、外部からのショックを少なく受けている。石油製品とRosnefty社が経済制裁の対象になっていないため、強い影響を受けない。且つ、今年の春に必要な肥料を手に入れた」と述べた。危機に対応して、国内の購買力は何らかの形で改善されるべきだ。
B.Lkhagvajavエコノミスト:ロシア・ウクライナの事件により、国々が4〜5のブロックに分かれ、モンゴルは地政学的にも経済的にも困難な立場になった。現在、パンデミックにより我々は貧困状態にあり、経済とビジネスは疲弊している状態にある。
経済調査・研究委員会のB.Tuvshintugs会長:為替相場の上昇に関連して金融、銀行の各セクターにおける外国為替管理に対する批判があった。この決定が下されたのは、歴史上初めてだ。前回の危機の際、IMFや世界銀行などの組織は、資本の流れは自由であるべき、為替レートを力でコントロールするのは不正と述べていた。商品価格、米ドルの為替レートが上昇している。過去数年、マネーサプライが約10%着実に上昇してきた。これが、為替レートを増加させた要因の一つだ。為替レートの上昇を国際収支だけで説明するのは不十分だ。 商業銀行は中央銀行の債権に6兆MNTを投入した。 この資金をローンとして貸し出ししなければならない。
モンゴル貨物運送業者協会の理事、AC Double有限会社の社長のK h.Delgertsetseg氏:ロシアとウクライナの事件により、ユーロアジアで最大貨物輸送を行なっている、また、ヨーロッパからモンゴルへ運送される荷物の80%を運送しているベラルーシのトランジット輸送が制裁された。ヨーロッパ方面の運送環境が悪化しているため、空輸、鉄道輸送、道路輸送を改善しなければならない。天津だけでなく中国の青島港も利用すべき。 このような状況では、輸送コストの削減に注力する必要がある。
情報源:Montsame.mn