この要因により、世銀は2022年のモンゴルの経済成長見通しを2.5%に引き下げた。
また、直面しているリスクが世銀のレポートに取り上げられた。例えば、財政赤字は承認された数値より高くなる見込み。
弱い経済成長と年金支出の増加を考えると、承認された予算の数値は過度に楽観的であると考えられている。さらに、財政赤字は拡大する見通し。
また、国際金融市場から資金を調達する条件が厳しくなり、対外債務の大規模な返済が迫っていることから、経常赤字は2023年末まで高い水準が続くと見込まれる。 2022年末までに国境検問所が解除された後、輸出は回復するが、経常収支赤字は2022年にはGDPの15.6%に増加すると予想されている。
モンゴルは2022~2023年に15億$の債券を返済する予定。 しかし、国際金融市場が厳しくなったため、外部からの圧力を悪化させ、債券の借り換えを困難にする可能性がある。
情報源:Bloomberg