4月13日、臨時閣議が開催され、以下の問題が議論された。
  • 2015年2月28日、政府とQSC社との間に締結されたコンセッション契約が無効化された。この決定により、2014年4月に経済開発省とQSC社との間に締結された“鉱業金属総合プラント開発案件”のコンセッション契約の終了通知を同社へ送付する、Darkhan Metllurgical Plant株式会社の経営権利と資産を政府所有に譲渡する指示が下された。コンセッション契約には、「コンセッション契約者の誤った行動により案件活動が2年以上中断され、それ以上実施することが不可能であると考えられる場合、権限を与えられた機関はこの協定を終了する提案を政府に提出する」と指定された。
コンセッション契約者は契約の一般条件で指定されているように、少なくとも年間5億tの能力を持つ直接製錬所を建設し、Darkhan Metllurgical Plantの能力を年間30万tに拡大およびアップグレードする(鉄鉱石処理から最終製品まで)作業を実施できなかったのは、コンセッション契約者の過失によるものだった。
  • Gashuunsukhait検問所、Shiveekhuren検問所の事業を強化するための緊急措置を講じる作業部会の議長であるKh.Nyambaatar法務大臣は、閣僚達へ以下の情報を提供した。
  • Gashuunsukhait検問所で通常の時、700~800台/日のトラックが通過していた。現在、中国側のパンデミック感染拡大を防ぐための措置により250台/日のトラックが通過している。中国側と協議し、通過台数を2倍増やすことに一致した。明日から作業部会が検問所の現場に入り、事業を実施する予定。
  • Erdenes Tavan Tolgoi国営株式会社のB.Gankhuyag社長は、弊社の金融状況が改善している。中銀へ130万$を送金した。4月以内に150万$を送金する予定。現在、Tsagaan Khadターミナルで460万tの石炭在庫がある。この石炭を別途のゲートを開き、1ヶ月以内に輸出することが可能と報告した。

情報源:Itoim.mn