来年は、パンデミックによる悪影響が軽減され、貿易断絶問題が解決されるなどプラスの数値が誕生し経済成長が高まることが見込まれる。特に、モンゴル経済は、2021年の1.4%から上昇し2022年に2.3%、2023年に5.6%になりゆっくりとした成長が見込まれている。
- アジア開銀のPavit Ramachandaran所長:今年、Oyu Tolgoi社の主要な投資が行われ、来年、坑内掘り鉱山の開発が完了する。現在の経済情勢では、投資家は発展途上国に対して警戒している。諸国の中銀は、金融緩和を行っていたが、今年、引き締める見込み。その結果、米ドルでの資金調達コストが増加し、機会が減少する。アジア諸国(中国を除く)では、ポートフォリオ投資が減少し流れ出ている。モンゴルにとって、国内外の投資にとって好ましいビジネス、経済、法的な環境を作り出すことが重要。また、投資セクターを優先順を決め、民間セクターにもっと注意を払う必要があると述べた。
- S.Boldヘッドエコノミスト:経済見込み急変した。石炭輸出が少量になった。地政学的リスクはモンゴルだけでなくすべての国に影響を及ぼしている。 1985年以来2度目の大きなリスクに直面している。1年前、経済成長が5.7%と見込まれていた。
- 直面している問題は第1に輸出鈍化、第2に14.0%の高いインフレだ。1年前は2.5%だった。 モンゴルはアジアで2番目に高いインフレ率になった。 国際収支は5億7000万$の赤字を示した。1年前、700万$の利益だった。外貨は大量に出た。 外貨準備は12億$減少した。
- インフラが高くなったため、市民の消費が減少しつつである。そのため、経済成長が期待されない。来年にも高いインフレ率が続き9.3%になる。
- 開銀は来年、9億$の債務を返済すべき。現在の状況では、借り換えがより適切だ。過去に、政府は債務を部分的に返済し、延長するための措置を講じてきた。
情報源:Montsame.mn