対米ドルレートが厳しくなり続けて、本日時点で2,924MNTになっている。これにより近2か月間で外貨準備高が43億$から35億$に減少した。原因は建設、経済復興、輸出の流れが途絶えたなど多くの要因があると専門家らは説明している。為替変動、外貨準備高について専門家らは次の立場を表明した。
Ts.Davaadorjエコノミスト「需要があるのに供給が途絶えればレートがより上昇するリスクがある」:輸出額が減少しているのは、外貨準備高の減少に影響している。しかし、鉱業の主要製品である石炭、精銅の輸出は止まっていないため、外貨準備高は激減しないだろう。しかし国境が開かれ、販売者らが品物を購入し始めれば米ドルの流通が急増する可能性がある。対米ドルレートが厳しくなっているのは、外貨準備高が減るのに影響している。モンゴル銀行は外貨の定期競売で先週米ドルを販売しなかった。需要がある際に供給しないのは、米ドルレートをより上昇させるだろう。
B.Lakshimiエコノミスト「輸出が回復しないと外貨準備高は減り続ける:輸出額が十分でないと、外貨収入が減る。外国市場における負債を外貨で支払っているため、需要が高い時期にトゥグルグのレートが弱くなっているので、モンゴル銀行は市場介入を行っている。トゥグルグのレートを安定して保つのはモンゴル銀行の義務だが、他の経済メカニズムが機能しないなら効果がない。経済を成長させる対策を段階的に取る必要がある。
B.Lkhagvasurenモンゴル銀行頭取「外貨準備高が2か月間で8億$減少した:外貨準備高は1月に43億$で、現在は35億$になった。理由は、パンデミックの経済が復興していることに関連し、工場の材料、原料、機械設備を購入した。今年1月に7億$の輸入をした。また、石油価格が世界的に再び増加したことが関係する。ロシアから燃料を購入していて、貯蔵をふやしていると鉱業重工業省が発表した。つまり外貨準備高を我々は日々使用していると言うことだ。

情報源:News.mn