モンゴルがアジア太平洋貿易協定(APTA)に加盟したことで、国内企業にできるチャンス、それらをどのように利用するかについて、情報と助言をするセミナーを外務省、国連のアジア太平洋経済社会委員会、及びモンゴル商工会議所が開催した。
B.Oyu外務省貿易経済協力局長は「APTAは加盟国内の貿易、投資関係を増やし、商売に直面している困難を軽減する方針で具体的な対策を共同で実施する目的の多方面の協定だ。モンゴルの貿易2大パートナーである中国、韓国がこの協定に加盟している。だからこの2つの国と行っている貿易に一定の好影響がある。特に中国へ輸出しているコークス炭を50%料金軽減できることになっている。また、加工及び半加工した革製品を上記の割合で軽減したらカシミア織物を35%軽減できるチャンスがある。全10,667製品を6か国と行う貿易で5~10%軽減できる。この協定に加盟したことで、国内生産者は290億人の市場に製品を輸出するチャンスがある」と述べた。
情報源:Ikon.mn