2019年時点のモンゴル政府の負債は現在価値で国内総生産の57%に等しい。この指標は前年より2%近く下がった。しかし負債額は77億USDつまり7%増加した動向である。
 2019年に巨額負債の返済はしなかった。しかし2021年から4年間で29億USDの外国債の支払いがある。そのほか今夏、中国人民銀行と行ったスワップ協定の期間が終わる。20億USD近くを一気に支払わないため延長する必要が発生している。これとともに新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済、雇用保護5兆1千億MNTの政府計画を国会で協議している。
 財務大臣の発表によると政府はドナー機関から借款をする、国債発行などを協議している。「13億USDの融資財源を承認する方向で契約をしている。現在7億USDの融資の財源を承認した。残りの5億8千万USDの契約を継続する」と財務大臣が発表した。この枠組みで今週火曜日に常任委員会会議で、モンゴルとアジア開発銀行の間で“早急な対策を取る融資総合プログラム”案件を協議した。プログラムに従い、政府はアジア開発銀行から3億USDの借款を受ける計画だ。

情報源:Bloombergtv.mn