世界銀行の理事会がモンゴルの牧畜業の経済貿易改善案件への3千万USDの融資を12月13日に承認した。この案件は家畜の衛生、効率を高め、選定された地域における食肉及び乳製品の価値を高めるのが目的だ。6千万頭近くの家畜、豊かな放牧地を有するモンゴルで農業、その中でも牧畜業分野が経済活動を拡大させ、雇用を生み出す主なチャンスになる。世界銀行のAndrei Mnkhnevモンゴル国担当マネージャーは、「牧畜業の生産効率は、この分野の競争力を高める主要な鍵である。家畜の衛生を高め、分野の効率を高めるのは、経済活動、広い規模での雇用誕生、地方の収入を増やす、食品の安全性を高めるのに役立つ」と述べた。5年間にわたり実施されるこの案件を、モンゴルの食糧・農業・軽工業省が実施する。
情報元:Ikon.mn