農牧業バリューチェーンマスタープラン作成案件における文書に食品・農牧・軽工業省のT.Jambaltseren事務総長、国家開発庁のB.Bayarsaikhan長官、日本国際協力機構(JICA)・ウランバートル事務所のEriko Tamura所長が署名。
  • 農牧業バリューチェーンマスタープラン作成案件は2020年1月に開始され、3年間に渡って実施される。JICAは市場需要に一致した農牧の生産、供給、加工、販売、輸出のバリューチェーンの強化を図る、マスタープラン作成及び事業実施への支援を行う。案件の一環として、野菜の加工改善、ミルクの供給ロジステック改善などのモデル案件を選出し実施する。
  • モンゴルの農牧業はモンゴルの主要産業であるが、牧草地の劣化、食料生産の不安定性などの課題がある。且つ、加工業にも技術更新、供給ロジステックの改善も必要だ。上記な状況を考慮しJICAへ「農牧業バリューチェーンマスタープラン作成案件」を提案し、JICAは2019年2月から詳細な調査を行い協力する分野を定めた。同案件は、モンゴルの農牧業のバリューチェーンの改善、農牧業の安定的な開発へ貢献するものと期待されている。
情報元:食品・農牧・軽工業省