Coal Mongolia-2019フォーラム参加の中国石炭輸送販売協会Li Junmin副会長へのインタビューは下記のとおり。
  • Q: モンゴルは中国は約30百万t/年の石炭を輸出している。鉄道案件を開発できたら何tの石炭を輸出できるとみているか?
  • A: モンゴルから中国への石炭輸出距離は非常に短い。我々の計算では、モンゴルは去年、36百万t/年を輸出。2019年の現時点で、20百万t/年を輸出している。今年の輸出量は去年を超えるみている。モンゴルの輸送、インフラが継続的に発展しているため、石炭輸出エリアは拡大化するとみている。輸出量はモンゴル産の品質と関係する。
  • Q: モンゴルは安価で中国へ輸出している?
  • A: はい、一方で安価である。もう一方、品質と関係する。粉末が少ない原料炭は有利だ。我が国はこのような石炭を買いたい。
  • Q: 中国のある地域には、原料炭需要が伸びていると中国のアナリストが講演していた。モンゴルの企業はその地域へアクセスするため、何をするべきか?
  • A: モンゴルから中国国境まで鉄道が敷設されていない。要因はこれだ。トラック輸送コストは非常に高い。また、トラック輸送は自然を破壊し、国境通関所での渋滞へ影響している。これは、輸出事業へ悪影響を与えている。
  • Q: モンゴルは鉄道開発以外、何を重要視する点はなんですか?
  • A: 我々の立場、現在、モンゴルから原料炭を購入する需要は大きい。しかし、どんな期間で維持するかを分からない。中国の鋼鉄生産はピークに至った。将来、原料炭の需要はそんな大きくなくなる。従って、今日から石炭品質の安定性を確保すべき。また、コスト管理も重要。中国は計画市場の国だ。そのため、品質と価格は重要。中国では高質な原料炭は不足している。モンゴル産の品質が良ければスペースはある。将来は低減するにしても、今は、需要が大きい。
  • Q: ロシアは2020年から最大な石炭輸出国になる目標を立てている。モンゴルはロシアとオーストラリアを抜けるチャンスはあるか?
  • A: チャンスはある。モンゴルとロシアの長点を取り上げるべき。モンゴルは中国と隣接している。これは大きなメリットだ。ロシアは中国から遠く離れている。モンゴルはメリットを利用すべき。
  • Q: 中国の原料炭需要は何tですか?
  • A: 中国の需要は600百万t以上だ。モンゴルから何t購入するとは言えない。諸国から輸入している。ただし、今年はモンゴルからの輸入量はオーソトラリアを上回る可能性がある。
  • Q: どうして?
  • A: モンゴルからの輸出量が急騰している。海運は安くてメリットになるが、オーストラリアは中国から遠いぜ。
  • Q: もしも、モンゴルは鉄道開を敷設し60百万t/年を輸出しようとした場合、中国側は制限するか?時々、多少制限される時期もある?
  • A: 近年、制限はないと私が思う。政策的に制限されない。低品質と中品質の石炭を制限するのだ。競争に勝った石炭のみを購入する。
情報元:Undesnii Shuudan新聞