“Rio Tionto”グループがモンゴルで実施しているOyu Tolgoi坑内掘り案件のスケジュール、支出について新規報告がされた。案件の建設作業が2019年に成功裏に進み、世界最大の銅鉱山の1つとなる一歩が近くなったことを強調した。
過去5か月間で坑内掘りのインフラの主要建設の1つとなる鉱山管理室、ジョークラッシャーが完成した。第3、第4立坑建設作業は順調に進んでいて、第2立坑を計画通りに2019年10月に使えるようにする。
 以前報告した通り、我々が利用している承認されたマップ案件に従い坑内掘りを継続するのに土石状態が適切でなく、リスクが発生することがジオテクニックの詳細なデータ情報から現れた。このため案件を成功裏に終了させるために、鉱山のマップ案件のいくつかのモデルを再度考慮する必要がある。中間レベルの輸送道路、鉱石輸送システムなど坑内掘りのインフラに重要な建築をほかの場所に建設する、あるいは完全に建設をやめる必要が生じる可能性があることを調査から見て取れる。また、坑内掘り利用の際に鉱石ブロックを採掘する順番を再度考慮する必要が出てきている。
 このような調査により採掘の最初のブロックつまり“ブロック0”のマップ案件の最終モデルを出し、新規作成作業が2020年初めまで続く。技術の質の他の課題を考えると、詳細な評価は2020年2月半ばになる。これに坑内掘り案件の残りの作業を遂行する出費、スケジュールの最終計算を含めてマップ案件の選択から出る変更を入れてある。現在これらの評価のいくつかはコンセプトの段階で、いくつかはスケール、規模を具体的にする段階であるため、最終評価を出すまで調査しまとめることが多い。
 事前情報によると、マップ案件のどのモデルを選択するかによって坑内掘りの安定的な生産が2022年5月~2023年6月までの間に開始されるのは、2016年のFSに示された期間よりも16~30か月延期されている。しかし、これは第2立坑建設の過程でジオテクニックの困難が生じ、8か月延期するリスクを含んだ期間だ。
 先に述べた評価の結果によって坑内掘り案件の検札のキャピタル支出は65億~72億USDであるという事前計算が出ているのは、以前の53億USDよりも12億~19億USD越えている。我々は坑内掘りのマップ案件のモデルを調査し、まとめるのに案件のスケジュール、支出に与える影響をできるだけ少なくすることを注視する。
Stiven Makintosh成長、イノベーショングループ社長:我々は2019年に坑内掘り建設の枠組みでいくつかの方針で大きな進歩があった。しかし石の状態は我々が想像していたよりも難しいため、坑内掘り計画を再度確認し、いくつかのモデルを取る必要がある。このような広範囲で複雑な案件を実施するのに期間が延長される場合は少なくない。我々のチームは大きな意義のあるこの案件を成功させ、正しいモデルを見つけることを重視している。

情報元:Gogo.mn