まもなく隣国ロシア・中国間の貿易額が2千億USDに届こうとしている。中国・モンゴル間の貿易額は100億USDに達する。そのため、貿易のこの大きな額が通る主要な基地にモンゴルがなるべきだ。そのために鉄道建設、特に鉄道基礎構造を改革し、線路拡大が必要だ。現在の短い線路でトランジット輸送の流れを増やす最大の条件は、我が国の道路・輸送分野を発展させることだ。
これについてB.Enkh-Amgalan道路・輸送・開発大臣は「鉄道の他に、北の国境から南の国境までの道路建設改革をする必要がある。Darkhan-Ulaanbaatar方面の240㎞、Nalaikh-Ulaanbaatar方面の20.9㎞、それぞれ4車線の道路を新規建設している。このうちNalaikhの道路建設が今年終了し、Darkhan道路の2車線が利用開始になる。今後、この4車線の道路を継続して北と南の国境を結ぶ。この他、通過する飛行機の数を増やし、海外の航空会社と協力する。こうすることで我々はトランジット輸送の流れを増やす。モンゴルにはトランジット輸送から、トランジット観光客から、トランジット貿易から得る収入を増やすチャンスがある」と述べた。
情報元:News.mn