5月23日、モンゴル国国会議員で国会モンゴル・日本議会グループ副議長のL.Enkh-Amgalan氏が茨城県の市民代表議会の日本・モンゴル友好団長イツカワアキオ氏ら代表団と会談した。
 茨城県はモンゴルと協力事業を発展させて20年近くになる。イツカワアキオ氏は、今回の訪問で20年間の歴史的関係を拡大し、発展させる目的であると会談冒頭に述べた。また、両国民及び県の関係を発展させることが、今後の協力関係を強化するのに大きな役割があると強調した。L.Enkh-Amgalan氏は、第3の隣国である日本と築いた友好関係、協力事業がすべての分野で成功裏に発展していることに喜びの意を示し、1990年の市場経済移行期の困難な時期における日本政府の経済支援、援助について懐古した。
 両国国会間の協力関係が発展し、相互訪問が定期的になった。例えば、2017年に日本の大島参議院議長がモンゴルを、2018年6月にL.Enkh-Amgalan副議長を代表とする議員らが日本訪問を行った。
茨城県市民代表議会の日本・モンゴル友好団議員らはモンゴルから日本へ送り出す人材についてどんな政策があるか質問した。L.Enkh-Amgalan氏は、「モンゴルの人口は多くない。労働人口は130万なので、若い労働力を専門的分野で働かせたい。特に工業の新しい分野で若い人材を育てることが必要だ。労働力を外国に行かせるのに家族関係、健康保険、社会保険など多くの問題を解決する必要があるとこれまでの経験から考えている。今後、外国へ能力のあるモンゴル人エンジニアを“輸出する”時が近くなっている」と述べた。
 
情報元:parliament.mn