日本政府の79億円(案件実施開始の際のレートで1700億MNT)の無償援助でバヤンズルフ区に建設されている「日本・モンゴル教育病院」が4月に引き渡され、6月から医療サービスが開始される。地下倉庫を入れて4階建てのこの病院建設の土地面積は15,825㎢、鉄筋コンクリート製で、外来、教育部(講義室、会議室、図書館)、入院病棟(6つの科で全104床)の3つの病棟から成る。医学大学の卒業生らは教育大学で研修するのは、医者の技能に大きな貢献をしている。
 教育病院には3つの特徴がある。1つ目は、モンゴル初の教育病院として、治療・教育・研究と言う3つの義務を遂行する。2つ目は、現在のモンゴルでは治療不可能だとされている26の疾病を治療する(心臓、血管の病気、脳の病気、癌など)ことができる。3つ目は、日本式治療サービスを普及させ、MRI、CT、血管造影といった最新先端技術の設備を利用する。設備は日本で新規普及している最先端の設備だ。
 教育病院はバヤンズルフ区のホローの住民に治療サービス及び国家規模で専門的治療を行う。国民は健康保険で受診できるが、いくつかのサービスは高価な設備で診察・治療を行う場合は費用がかかる。有料サービスはできるだけ安い価格で行うと幹部は話している。教育病院は1042種類の援助・サービスを行う。
情報元:Ikon.mn