2月7~8日、ドイツ のFrank-Walter Steinmeier大統領がモンゴルを訪問。この訪問中、両国間の関係は戦略的パートナーシップのレベルに達した。こうしてドイツはモンゴルと戦略的パートナーシップを確立したヨーロッパ初の国となった。
 この訪問の枠組みの中で、モンゴル経済開発省とドイツ国際協力協会との間で「経済成長と営業の支援IIプロジェクト」の実施に関する協定が締結された。 このプロジェクトは、企業の投資および輸出支援サービスへのアクセスを改善することを目的としている。これにより、経済・投資政策の実施における主要参加者の能力と調整が強化され、投資支援ツールが改善される。また、モンゴルエネルギー省とドイツ国際協力協会との間で、「モンゴルにおける持続可能なエネルギー開発に必要な能力強化プロジェクト」の実施に関する協定が締結された。 これに関連して、ドイツ政府は、エネルギー部門の革新に関連する官民部門の関係者の調整と能力を向上させるために、200万ユーロの援助を提供することになった。
 さらにドイツはモンゴルに対し、2025年まで3,000億MNT相当の開発資金を提供することに合意した。 関係者はそれが持続可能な経済発展、雇用、エネルギー転換、気候変動の緩和、天然資源の保護、そして国民運動「10億の木」の実施に重要な貢献をすることに同意した。
過去30年間、ドイツはモンゴルに5億3000万ユーロ以上の支援を提供してきた。
 ドイツのFrank-Walter Steinmeier大統領は、両国は気候変動と再生可能エネルギーの分野で将来的に協力する計画であると強調した。 また、我々は引き続き戦略的パートナーシップを発展させ、経済、貿易、投資を拡大し、インフラ、鉱業、燃料、エネルギー分野における現代的で先進的な技術を提供する、文化、教育、科学の分野における関係と協力を促進したい立場であると述べた。さらに、同国のインフラ・電子通信大臣と起業家が3月にモンゴルを訪問し、協力の拡大と発展を図る予定であると強調した。
 
情報源:Bloomberg